ﾒｰﾙﾏｶﾞｼﾞﾝvol.121『日本の林業の課題②輸入木材の増加』 | 観葉植物,グリーンレンタルのグリーンポケット墨田店

2023/06/20

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この度は当店のホームページをご覧くださり、ありがとうございます。

今日は、前回のメールマガジンの続きで、日本の林業が抱える課題②のご紹介です。

【課題】

①木材需要量の減少

②輸入木材の増加による木材自給率の低迷

③林業従事者の減少と高齢化

課題② 輸入木材の増加による木材自給率の低迷

高度経済成長期の木材需要拡大に対応するため木材輸入を自由化すると、大量ロットで安価な輸入木材が急激に増加していき、国産材が減少していきました。

1955年の自給率96.1％から2002年の18.8％を最低とし、需要の変化や法改正、自給率向上の取り組みなどを経て、2021年には41.1％まで回復させています。

（資料）林野庁HP　報道発表資料　「令和3年木材需給表」の公表について　https://www.rinya.maff.go.jp/j/press/kikaku/attach/pdf/220930-1.pdf

日本は国土の3分の2が森林で覆われています（森林率68.4％）。

この森林率は世界でも高く、OECD加盟37か国（先進国）では、フィンランド、スウェーデンに次いで第3位です（2020年時点※1）。

しかし、森林資源が国内に豊富にあるにも関わらず、日本で使われている木材の約6割は外国産というのが現状です。

OECD加盟国（先進国）32か国で比較すると、日本は自国の森林資源を使っていない国最下位です。

（資料）林野庁HP　平成30年度森林・林業白書第1部第2章第4節国際的な取組の推進（1）https://www.rinya.maff.go.jp/j/kikaku/hakusyo/30hakusyo_h/all/chap2_4_1.html

なぜ日本の森林資源は置き去りにされているのでしょうか？

次回のメールマガジンでご紹介いたします。

お読みくださり、ありがとうございました。

（参考資料）

※1　世界森林資源評価（FRA）2020メインレポート

林野庁HP　報道発表資料　「令和3年木材需給表」の公表について

林野庁HP　平成30年度森林・林業白書第1部第2章第4節国際的な取組の推進（1）

内閣府HP　３木材産業の現状と課題

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