お世話になっております。 グリーンポケット墨田店 です。
この度は当店のホームページをご覧くださり、ありがとうございます。
前回のメールマガジンで、日本はOECD加盟国(先進国)の中で、第3位の森林率(森林率68.4%)を誇りながら、森林資源を使っていない国ワースト1位でした。
なぜ、日本の森林資源が置き去りにされているのでしょうか?
【日本の林業が抱える課題】
①木材需要量の減少
②輸入木材の増加による木材自給率の低迷
③林業従事者の減少と高齢化
課題③ 林業従事者の減少と高齢化
(資料)林野庁HP 平成29年度 森林・林業白書 第1部 第 III 章 第1節 林業の動向(4)https://www.rinya.maff.go.jp/j/kikaku/hakusyo/29hakusyo_h/all/chap3_1_4.html
1960年以降、安価な輸入木材の増加に伴い、国産材の価格は落ち続け、日本の林業経営は苦しくなっていきました。
木を育て伐っても売れない→赤字になる→林業では生活できないので都市部での雇用を求める→林業従事者の減少と高齢化→森林の伐採や整備が十分にできない
1980年には14万6千人いた林業従事者数が2020年には4万4千人になっています。
2000年には林業従事者の高齢化率(65歳以上が占める割合)が30%を超えています。
こうした状況が日本の森林資源を活用できない要因です。
この危機的状況から脱するため、厚生労働省は1996年に「林業労働力の確保の促進に関する法律」を制定し、2003年からは新規就業者を対象とした「緑の雇用」事業を開始しました。この事業により、2019年までに新規従事者数が約1万9千人増加しています。
今、日本は国を挙げて
①木材需要量を増やす、②木材自給率を上げる、③林業従事者を増やす
ことに取り組んでいます。
これらにより林業を活性化させ、「伐って、使って、植えて、育てる」といった森林資源の循環利用の中で、花粉症発生源対策(花粉発生源のスギの植え替え)を推進させていく必要があります。
そのため、花粉症発生源対策は『約30年後に花粉発生量の半減を目指す』という長期目標になっているのです。
約30年後の春が日本にいる多くの人にとって、気持ち良く過ごせる季節となっていますように。
お読みくださり、ありがとうございました。
林野庁HP 平成29年度 森林・林業白書 第1部 第 III 章 第1節 林業の動向(4)
https://www.rinya.maff.go.jp/j/kikaku/hakusyo/29hakusyo_h/all/chap3_1_4.html
林野庁HP 「緑の雇用」事業と林業労働力の確保・育成について
https://www.rinya.maff.go.jp/j/routai/koyou/
森林・林業白書 第Ⅳ章 林業・山村の活性化(平成 22 年版)
https://www.rinya.maff.go.jp/j/kikaku/hakusyo/21hakusho/pdf/z_4-1-2.pdf
世界森林資源評価(FRA)2020メインレポート
https://www.rinya.maff.go.jp/j/kaigai/attach/pdf/index-5.pdf
林野庁HP 平成30年度 森林・林業白書第1部 第2章 第4節 国際的な取組の推進(1)
https://www.rinya.maff.go.jp/j/kikaku/hakusyo/30hakusyo_h/all/chap2_4_1.html
内閣官房HP 花粉症対策の全体像 令和5年5月30日 花粉症に関する関係閣僚会議決定
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/kafun/pdf/230530_gaiyou.pdf
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