メールマガジンvol.136『「らんまん」天才植物学者を支えた妻』

 

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春から応援してきたNHK朝ドラ『らんまん』も、先週で放送を終えました。

最後の万太郎と寿恵子が図鑑を眺めるシーンは、涙ぐんだ方も多かったのではないでしょうか。

このシーンはドラマオリジナルのストーリーと話題になっていますね。

 

史実では、妻の壽衛(スエ)は図鑑の完成を待たずに亡くなっています。

「スエコザサ」と名付けられた新種の植物も、壽衛の亡き後に発表されています。

しかし、ドラマでは「スエコザサ」の発表にも、図鑑の完成にも寿恵子は立ち会うのです。

 

これにはドラマ制作者の想いがあり、史実通りでは切なすぎるので、ヒロインへの愛情と礼儀をもってストーリーを作ったそうです。

 

スエコザサ 練馬区立牧野記念庭園(写真AC)

 

史実によると、東京帝国大学に勤めた牧野博士でしたが、給料が安すぎると批判記事が新聞に載るほど、少ない給料でした。

そんな中、牧野博士の集めた書籍は4万5,000冊、本だけで生涯1億円以上使ったそうです。

書籍以外にも、全国を訪ね歩く植物学の研究にはお金がかかり、牧野博士は現在の金額で9,000万円も借金を抱えてしまいます。

家賃が払えずに、家族は何度も引越しを繰り返しました。

 

しかし、妻の壽衛はどんなに貧しくても夫の研究を支え、子供たちには、「学問の為の貧乏だから恥ずかしいと思ってはいけないんです」と伝えています。

13人の子供を育て、働き、夫の研究を献身的に支え続けた妻の壽衛さん。本当に素晴らしい方です。

 

(参考資料)

NHK高知「『らんまん』モデル牧野富太郎博士と妻・壽衛 結婚生活とは?」

https://www.nhk.or.jp/kochi/lreport/article/001/69/

 

 

植物は人間がいなくても生きていけるが

人間は植物がなくては生きていけない

人間の方が植物におじぎをしないといけないんだよ」

牧野博士の言葉です。

牧野富太郎像 練馬区立牧野記念庭園(写真AC)

 

 

以上、お読みくださりありがとうございました。

 

(参考資料)

2023年9月10日NHK放送 偉人の年収 How much?植物学者 牧野富太郎

https://www.nhk.jp/p/ts/9R81KLVMWP/episode/te/9WK2VXMP9P/

 

NHK高知「『らんまん』モデル牧野富太郎博士と妻・壽衛 結婚生活とは?」

https://www.nhk.or.jp/kochi/lreport/article/001/69/

 

スポニチアネックス「らんまん」最終回 史実と違う展開 「ヒロインへの愛情、礼儀」

https://news.yahoo.co.jp/articles/8b746a50520a2ed5576423b6ccf06f56d18a0083

 

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