メールマガジンvol.36『紅葉の仕組み』

 

お世話になっております。 グリーンポケット墨田店です。

この度は当店のホームページをご覧くださり、ありがとうございます。

 

紅葉が見られるようになってきましたね。

なぜ秋になると葉の色が変わるのかご存知ですか?

そもそも、なぜ植物の葉は緑なのでしょう。

 

植物の葉が緑色の仕組み

植物の葉は日中、二酸化炭素と水、光を使って

養分(エネルギー)と酸素を作っています(光合成)。

この時、光を効率良く吸収するために働くのが、クロロフィルという色素です。

クロロフィルは植物細胞の中に含まれていて、光の3原色(赤、青、緑)のうち、

青と赤の光を吸収し、緑の光を反射します。

私たちは反射された緑の光を見ているため、植物は緑に見えるのです。

 

植物の葉が黄色く色づく仕組み

紅葉の仕組みのひとつが、クロロフィルの変化にあります。

 

秋になると、樹木は冬支度をはじめます。

気温が低くなると、光合成などの反応速度が遅くなります。

また日中の時間が短くなり、太陽の光も弱まるので、生産できる養分(エネルギー)が減ります。

 

そのため樹木は冬の前に、消費エネルギーを節約するため、葉の働きを徐々に止めていきます。

まず、葉の活動を低下させて、葉の根元に、

水や養分の行き来を減らすバリアのようなもの(離層)をつくります。

 

さらにクロロフィルを分解して養分に変え、幹に送って活動エネルギーとして利用します。

クロロフィルが減るため、緑色がしだいに弱くなるのです(薄まる)。

 

葉の緑色が弱まると、元から葉にあった別の色素の色が目立つようになります

多くの葉には、黄や赤に見える色素(カロテノイド)がありますが、

クロロフィルが多いときは緑に隠れて感じられません。

でもクロロフィルが減って緑色が薄まると目立つようになります。

 

これがイチョウなどが黄色く色づく仕組みです。

 

 

植物の葉が赤く色づく仕組み

モミジなど赤くなる植物では、クロロフィルの分解が始まる前に、

アントシアニンがつくられはじめます。

アントシアニンは赤や紫の花などにも含まれる色素で、多くなると葉は赤色に見えます。

 

秋になって光合成の効率が低くなった時には、太陽の光が強すぎて植物の体の害になる場合があります。

アントシアニンは紫外線を吸収するので、強すぎる光をやわらげる役割があると考えられています。

 

まとめ

このように紅葉は、クロロフィルが減って元からあるカロテノイドが目立つと黄色に、

アントシアニンが多く作られると赤色になる現象です。

 

(引用資料)

キャノンサイエンスラボ・キッズ

https://global.canon/ja/technology/kids/mystery/m_01_15.html

 

紅葉を見る時、ぜひ思い出してみて下さいね。

お読みいただきありがとうございました。

 

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