ﾒｰﾙﾏｶﾞｼﾞﾝvol.127『未だ謎多きうなぎ』 | 観葉植物,グリーンレンタルのグリーンポケット墨田店

2023/08/01

お世話になっております。 グリーンポケット墨田店　です。

この度は当店のホームページをご覧くださり、ありがとうございます。

7月30日（日）は土用の丑の日でしたね。

皆様はウナギを食べましたか？

私たちが食べているウナギのほとんどがオスだということをご存知ですか？

ウナギは成長途中でオスとメスに分化する生き物です。

自然環境で育つと、オスとメスの比率は同じくらいですが、一般的な養殖場で育ったウナギの９割以上はオスになってしまうのです。

原因は未だ解明されていませんが、養殖場の環境によるものだと考えられています。

オスよりもメスの方が、身が柔らかく、大きくなることから、養殖場でメスを育てる技術開発が進められてきました。

近年、大豆イソフラボン成分でメスの養殖に成功したとのニュースもあります。

2013年環境省はニホンウナギをレッドリストの絶滅危惧IB類に指定しました。

2014年国際自然保護連合（ＩＵＣＮ）がニホンウナギを絶滅危惧IB類に掲載しました。

ウナギを卵から育て（人工ふ化）、完全養殖にして量産化することは未だ困難で、官民挙げて研究が進められています。

ウナギは現在の科学をもっても謎の多い生き物なんですね。

お読みくださり、ありがとうございました。

（資料）

消費者庁HP　絶滅危惧種のニホンウナギ〈参考1〉は　「限りある資源を大切に、食品ロスからウナギを守る取組」

愛知県HP　水産課　大きくて、おいしいうなぎを作り出すことに成功しました～新しいうなぎ養殖技術を開発～

農林水産省HP　天然資源に依存しないウナギ養殖技術－農林水産技術会議

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