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4月も最終日となりました。
今週末5月5日は『端午の節句』、こどもの日ですね。
鯉のぼりをあげ、兜などを飾りお祝いをしますが、その由来はどこからきているのでしょうか?
■『端午の節句』の成り立ち
『端午の節句』は季節の変わり目の邪気払いの風習として日本に古くからありましたが、元々、男の子のお祝いではありませんでした。
時代が進み武家社会になると、端午の節句の時期は、梅雨入りに備えて、武具を干し、飾っていました。
同時期に邪気払いをするのに使っていた菖蒲が、葉が刀の形に似ていたり、「勝負」や「尚武(武道・軍事などを大切なものと考える)」を連想させることから、次第に武家において、端午の節句は重要な存在になっていきました。
そして、端午の節句は徳川幕府の大切な式日のひとつとして、5月5日に定められました。
■鯉のぼりの起源
武家では男の子が生まれると、お祝いや跡取りの誕生を周囲へ知らせる意味を込めて、のぼりを掲げていました。
その風習が一般にも広がりましたが、庶民はのぼりを立てることを禁じられたので、鯉の形ののぼりを考案し、立てるようになりました。
鯉は、「中国に竜門という激しい滝があり、たくさんの魚が登ることを挑んだが、唯一登りきることができた鯉は竜になった」という中国の故事『登竜門』が基になっていて、立身出世できるように、という願いが込められています。
このようなことが重なり、時代を経て、5月5日に鯉のぼりや兜を飾って男の子の成長を祝う、今の『端午の節句』になっていったそうです。
お読みいただきありがとうございました。
※上記は諸説ある中の一説です
(参考資料)
・2024年1月号東京あんふぁん「行事にまつわる豆知識&トリビア」)
・人形の東玉HP「端午の節句の由来とは?五月人形を飾る意味やマナーを解説!」https://www.tougyoku.com/gogatsu-ningyou/tangonosekku-toha/
・Oggi.jp HP「大人なら知っておきたい「端午の節句」の意味や由来、祝い方やマナーをまとめてご紹介」https://oggi.jp/6450098
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